ナナカマド(七竃)
名前の由来は、7回かまどで焼いても燃え尽きないほど丈夫な樹木であることから、「七竈」と名付けられました。 バラ科・ナナカマド属に分類される落葉性の高木です。樹高は7~10mほどに生長し、縁がギザギザした葉っぱを枝に付けます。 そして、初夏から夏にかけて、1mmほどと小さな花が房状に集まって咲きます。秋には真っ赤な実を付けた後、葉っぱが紅葉します。 実は、葉っぱが落ちた後も腐らずに残り、鳥達の冬の貴重な食料となっています。実が腐らないのは、ソルビン酸という物質を含んでいるためで、食品の保存料として利用されています。