アブラドウダンツツジ(上方の植物) 本州中部以北に自生します。葉の表面がてかっているのでこの名前があります。壺型で緑白色の花を下向きにまとめて咲かせます。主な開花期は初夏で山野で見られるところからヤマドウダンとも呼ばれます。 栽培されることは少ないです。 ドウダンツツジの「ドウダン」は「トウダイ(灯台)」が訛ったものとされます。なぜ「灯台」なのかというと、枝分かれの仕方が古い時代に宮中行事で用いられた結び灯台に似ているからと言われています。 花言葉は「上品」「節制」など。
スモークツリー(下方の赤色、グリーンの植物) ウルシ属に近縁な、雌雄異株の落葉樹です。初夏に咲く花木の代表で、ヨーロッパから中国に分布します。雌木の枝先につく花序は長さ約20cmで多数枝分かれし、花後に伸びた花柄が遠くからは煙がくすぶっているように見えます。雄木は花序が短く、煙状にはなりません。横に広い円形の樹形が美しく、秋も 楽しむことができます。銅葉や黄葉の園芸品種も栽培されてい ます。 花言葉は「賑やかな家庭」「煙に巻く」「賢明」「はかない青春」など。